書籍・雑誌

2025年3月31日 (月)

旅猫リポート(有川浩著)

こんにちは ニャジラです♡

「旅猫リポート」有川浩著

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野良猫出身で、生粋の野良猫精神に誇りを持って、主人公サトルに飼われている猫、ナナ(雄)の心中のおしゃべりが可笑しくて、猫らしくて、何度も吹き出しながら読みました。

頼もしい猫です。

ナナとサトルお互いが、優しく強く思い合いながらの旅。

寄り添うというより、絶対はなれないという意志を持って。

切なくて、とても泣けました。

 

感動する良いお話ですので、お勧め致します。

 

お子様用に絵本にもなっているようです。

 

さて、今年度がもうすぐ終わります。

最後に、尊い命と愛情の本をご紹介させていただきました。


今年度もブログを読んでいただき有難うございました。

心より感謝申し上げます。

 junko🍀

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2025年1月29日 (水)

猫の短編集と黒猫のcharm

こんにちは ニャジラです♡

短編集「猫を処方致します 2」を読みました。

以前に読みました、このシリーズの1も大変感動しましたが、今回読みました2もまた

引き込まれるように読み、うるっとしました。

最新刊「猫を処方いたします 3」もありますのでまた読んでみたいと思っています。心が軽くなります。

 

偶然のことですが私は先日、子供クラスの生徒さんから自分で描いて作ってくださった手作りの黒ネコチャームをいただきました。

これが、短編集に登場する黒猫、ニケにソックリでビックリしました。

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黒猫みな同じでしょう、と思われるかもしれませんが、

小説の黒猫とチャームの黒ネコが重なり

ウィンクしたあどけない元気な様子に安心し、嬉しさと愛着で満たされました。

絵が上手で驚きました。金のティアラを付け、素敵な衣装を纏うバレリーニャン。

本当に有難うございました。

 

日本では、黒猫は幸運を呼ぶ猫として昔から重宝されています(๑˃̵ᴗ˂̵)

 

それではアンシャンテのレッスンでお待ちしております。

投稿 ニャジラ(junko)

 

 

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2025年1月25日 (土)

絵本 いわむらかずおさんの14ひきシリーズ

こんにちは ニャジラです✧♡

絵本作家、いわむらかずおさんの絵本をご紹介いたします。

先日、「絵本作家いわむらかずおさんが12月に亡くなられていた」とのニュースが流れたことを、知人が教えて下さいまして、いわむらかずおさんを存じ上げなかった私は、代表作を初めて手に取ってみました。

 

「14ひきの あさごはん」「14ひきの せんたく」「14ひきの やまいも」「14ひきの もちつき」などなど

14ひきシリーズの絵本がとても可愛いです。

森の中の大きな木の根本に住まいを作り、賑やかに暮らしている、おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさんと、きょうだい10ひきの、ねずみの家族が、

四季折々の谷川や池や山で、また台所、食卓で、

チームワーク良く楽しく生活している様子が、描かれています。

 

ねずみの目線で、大きく紙面いっぱい描きこまれた自然を見ていると、私もその中に入れたら面白いだろうと想像して

ほのぼのします。隅々まで丁寧に描かれています。

 

表紙のみご紹介いたします。

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葉っぱ、花、とんぼ、かえるなど、植物や生き物が身近に感じられたり、何よりも大家族の暖かさや、家族全員が協力しあい自然に役割分担して過ごしているのがとても楽しそうに感じられることなど、

疑似体験が出来てとっても良い絵本です✨。

~絵本作家いわむらかずお☆*。~

東京芸術大を卒業し、1983年に森の中で暮らす野ねずみの家族を描いた「14ひきのあさごはん」で絵本にっぽん賞、96年刊行の「かんがえるカエルくん」で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。 「14ひき」のシリーズ全12冊の累計発行部数は、800万部を超える。 2014年にはフランス芸術文化勲章「シュバリエ」を受章した。 1998年、栃木県那珂川町に「いわむらかずお絵本の丘美術館」を開館し、館長を務めた。

~☆*。~~☆*。~


それではアンシャンテでお待ちしております。

このスタジオでのレッスンは残り1か月を切りましたが、どうぞ宜しくお願い致します(^^♪

 

投稿 ニャラジ(JUNKO)🍀

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2024年12月27日 (金)

「十歳のきみへ」日野原重明著

こんにちは ニャジラです✧♡

医師、日野原重明先生が95歳になられるときに、十歳の子供達に向けて書かれた本です。

お話しをして聞かせるような文章です。  

次世代へのとても尊いメッセージ。

児童書として分類され、巻末には小学生の感想文が幾つか紹介されています。

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初々しい十歳の彼ら彼女らの心に、わかりやすく入っていくような表現です。

『平和が、ここにはあって、あそこにはないとしたら、

それは「平和」ではないのです』

の言葉が印象に残りました。

 

さて、あとがきで、十歳の子供たちに話すことに理由があることに、触れています。

理解力がまだまだ未完成の6~7歳でもなく、

また14~15歳でもなく、高校生でもなく、十歳という年齢(小学4年生位)。

「十歳というのは、やはり何ごとかがあるものだ」と書かれています。

共感します。

 

大人にも、お勧めしたい本だと思いました。

 

投稿 ニャジラ(JUNKO)

 

 

 

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2024年6月26日 (水)

📕猫を処方します

こんにちは ニャジラです♡

可愛い猫ちゃんが描かれたカバーの書籍。

パケ買いする方も多いと聞きました。

とても良かったです。

感動してうるっときました。共感いたしました。

ひとつひとつ、良いお話しでした。

 

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題名から想像されるように、猫ちゃんと一緒に過ごすと、みな心の病が癒され、悩みから解放され、周囲さえも改善されていきます。

しかし愛情が深すぎて、後悔や悲しいペットロスの問題に陥るケースもあります。

 

自立心が強い猫ちゃん、自分の好きなように行動する猫ちゃん。

猫ちゃんからの思いがけない形でのメッセージも届けられます。

癒されました💗

 

それではアンシャンテでお待ちしております。

投稿 ニャジラ(JUNKO)(=^・^=)

 

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2024年5月19日 (日)

バレエ小説 spring

こんにちは ニャジラです♡

バレエ小説 spring 

恩田陸著

筑摩書房

図書館で176人の予約待ちでした。

まだ読んでいませんが、m(_ _)m

ぜひ読みたい本です。

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投稿 ニャジラ(junko)📕


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2024年5月12日 (日)

博物館の少女

こんにちは ニャジラです✧♡

本のご紹介です。

「博物館の少女」 〜騒がしい幽霊〜

小学校高学年から中学生以上を対象とする児童文学。

とても面白かったです。

明治時代の東京、師走の風情も感じながら、

13歳の女の子、イカルが助手として働く上野の博物館敷地内の怪異研究所や、

陸軍卿のお屋敷に出る幽霊、ポルターガイスト現象など、

不気味で怖い反面、興味津々で読みました。

 

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実在の人物が登場します。陸軍卿大山巌、婚約者の捨松。

捨松は津田梅子とともに岩倉使節団でアメリカに渡った4人の少女たちの1人です。

 

児童文学ですが、大人が読んでも充分面白い小説です。

 

 それではアンシャンテでお待ちしております。

 

投稿 ニャジラ(Junko)

 

 

 

 

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2023年3月 8日 (水)

書籍ご紹介「道をひらく言葉」昭和・平成を生き抜いた22人

こんにちは ニャジラです♡

「道をひらく言葉」昭和・平成を生き抜いた22人

(NHK「あの人に会いたい」制作班)

を読みました。

「NHK 映像ファイルあの人に会いたい」を元に作られた書籍です。

22名、4章に分かれています。インタビューでの言葉を、まさに番組を聞いているように読みました。

大変良かったです。

その中から4名の方のみ、私の個人的感想にてご紹介いたします。

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最初は瀬戸内寂聴さん。尊敬する作家です。最後の愛のメッセージに大変感動しました。

俳優、福本清三さん。日本一の斬られ役と言われた俳優さん。花形役者の脇で、斬られて倒れる、一見、あまり憧れはしないような持ち場でも、輝かしい花を咲かせた事、すごいエネルギーだと思いました。

「ゴルゴ13 」で知られる劇画家、さいとう・たかをさん。その劇画を全く見たことがない私ですが、さいとうさん人生のお話、劇画での大活躍までの背景は、大変新鮮でした。終戦、敗戦により社会、人間、価値観への不信を募らせていた子供時代に、ある先生の言葉で、気づき思い知らされたこと、その後、好きなことを見つけていく。。素敵な恩師です。

そして、閃きのように気付けるか気付けないかは、子供ながらも内に秘めていた強いパワーがあるかどうかだと思いました。

 

ベストセラー「昭和史」の作家・半藤一利さん。壮絶な戦争体験からお話が始まります。そして今の日本への警鐘。

この国は、平和のために文化力、外交力が大切であること。

濃厚にわかりやすく話してくださっていて、まとまっています。多くの方が読むと良いなと強く思います。

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粗いご紹介で恐縮です。

みなさん、子供時代に戦争、敗戦体験をされています。

本日触れなかった他の先人たちも、私の知らない世界や、ご活躍の背景を話して下さり、お一人おひとり大変感銘を受けました。

 

お勧めの一冊です。

ではアンシャンテでお待ちしております♪

投稿 ニャジラ(junko)

 

 

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2023年2月 9日 (木)

「おたがいさま~れんげ荘物語~」 群ようこ著

こんにちは ニャジラです♡

小説「おたがいさま」(群ようこ)を読みました。

古くおんぼろなアパート「れんげ荘」の一人暮らしが、とても気に入っているキョウコの日常の小説です。

気ままな生活で、特に大きな事件は起こりませんし、

人間関係も良好ですが、

アパートの住人、隣人たちは、かなり個性的であったり問題を抱えている様子なので、

飽きずに最後まで楽しく読みました。

そんなキョウコが恋人のように毎日会いたくてたまらないのが、

飼い主さんのカートに乗せられて近所を散歩する猫です。

老猫と老婦人。規則正しい時間のお散歩ではないらしく、

偶然に会えることを期待して、近所をうろうろしてみたりするキョウコ。

会えた時の嬉しさ、猫との幸せなスキンシップ。

ほっこりします。

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れんげ荘シリーズは、何冊かあります。

 

それでは、アンシャンテでお待ちしております。

投稿 ニャジラ(JUNKO)(=^・^=)

 

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2022年10月25日 (火)

掌に眠る舞台📖

こんにちは ニャジラです♡

「掌に眠る舞台」(小川洋子著)という短編集を読みました。

 

最初のお話しは、バレエの「ラ・シルフィード」を見た幼い少女のかわいいお話しです。

 

他、音楽会「春の祭典」など、

舞台、お芝居、あるいは劇場という単なる場所、などにまつわる7つの短編。

 

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収録されている短編の中には、常軌を逸した人も多く登場し、不気味なところもあり少し難しいと思いましたが、

そのような作品も、少々ひいてしまうような心理の描写は、かえって面白かったです。

 

それでは、アンシャンテでお待ちしております✨

 

投稿 ニャジラ(JUNKO)🍀

 

 

 

 

 

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