こんにちは ニャジラです♡
「道をひらく言葉」昭和・平成を生き抜いた22人
(NHK「あの人に会いたい」制作班)
を読みました。
「NHK 映像ファイルあの人に会いたい」を元に作られた書籍です。
22名、4章に分かれています。インタビューでの言葉を、まさに番組を聞いているように読みました。
大変良かったです。
その中から4名の方のみ、私の個人的感想にてご紹介いたします。

最初は瀬戸内寂聴さん。尊敬する作家です。最後の愛のメッセージに大変感動しました。
俳優、福本清三さん。日本一の斬られ役と言われた俳優さん。花形役者の脇で、斬られて倒れる、一見、あまり憧れはしないような持ち場でも、輝かしい花を咲かせた事、すごいエネルギーだと思いました。
「ゴルゴ13 」で知られる劇画家、さいとう・たかをさん。その劇画を全く見たことがない私ですが、さいとうさん人生のお話、劇画での大活躍までの背景は、大変新鮮でした。終戦、敗戦により社会、人間、価値観への不信を募らせていた子供時代に、ある先生の言葉で、気づき思い知らされたこと、その後、好きなことを見つけていく。。素敵な恩師です。
そして、閃きのように気付けるか気付けないかは、子供ながらも内に秘めていた強いパワーがあるかどうかだと思いました。
ベストセラー「昭和史」の作家・半藤一利さん。壮絶な戦争体験からお話が始まります。そして今の日本への警鐘。
この国は、平和のために文化力、外交力が大切であること。
濃厚にわかりやすく話してくださっていて、まとまっています。多くの方が読むと良いなと強く思います。

粗いご紹介で恐縮です。
みなさん、子供時代に戦争、敗戦体験をされています。
本日触れなかった他の先人たちも、私の知らない世界や、ご活躍の背景を話して下さり、お一人おひとり大変感銘を受けました。
お勧めの一冊です。
ではアンシャンテでお待ちしております♪
投稿 ニャジラ(junko)