「十歳のきみへ」日野原重明著
こんにちは ニャジラです✧♡
医師、日野原重明先生が95歳になられるときに、十歳の子供達に向けて書かれた本です。
お話しをして聞かせるような文章です。
次世代へのとても尊いメッセージ。
児童書として分類され、巻末には小学生の感想文が幾つか紹介されています。
初々しい十歳の彼ら彼女らの心に、わかりやすく入っていくような表現です。
『平和が、ここにはあって、あそこにはないとしたら、
それは「平和」ではないのです』
の言葉が印象に残りました。
さて、あとがきで、十歳の子供たちに話すことに理由があることに、触れています。
理解力がまだまだ未完成の6~7歳でもなく、
また14~15歳でもなく、高校生でもなく、十歳という年齢(小学4年生位)。
「十歳というのは、やはり何ごとかがあるものだ」と書かれています。
共感します。
大人にも、お勧めしたい本だと思いました。
投稿 ニャジラ(JUNKO)
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