孤独という道づれ -岸恵子さん-
こんにちは ニャジラです💙
5月になりました。
先日、岸恵子さんのエッセイを読みました。
岸恵子さんは、
高校生の時に映画女優デビューされ、人気女優として活躍の真っただ中、
24歳でフランス人の映画監督イヴ・シャンピと結婚しフランスに渡り、娘を出産されました。
日本とフランスを往復しながら女優業を続け、
離婚もあり紆余曲折を経て、67歳で故郷の横浜に戻り、以来日本に拠点をうつしていらっしゃいます。
国連の親善大使も務め、著書も多くあり、地球をまたにかけたなんとエネルギッシュな人生でしょう。
現在、80歳を過ぎていらっしゃいますが、気品あふれる美しい女性✨
この本では、老いについて考えたり、娘さんとの少しさみしいエピソード、高齢となった最近の出来事などが綴られ
また、当時の日本では希少な "フランスを拠点とした女優さんならでは"の興味深く異彩のエピソードも教えていただけます。
ただ、ご家族との絆にはご苦労されたり、後悔の思いがあったかもしれないという印象がのこります。
”孤独という宝物” と独特な表現をされていらっしゃいます。
孤独を望んでこれまで生きてこられたわけでは勿論ないと思います。
しかし、結果としての「 今」 を受け入れ、肯定し、充分に納得され、そこに幸せを感じていらっしゃるようです。
今の自分を愛することに共感いたしました。
常に前を向いて、好奇心とともに歩んでいらっしゃるので、
きっと永遠に若々しく生きていかれるのだわ、と思いました。
良き友人はたくさんいらっしゃりそうですし。孤独であり孤独ではないのだと思います。
岸恵子さんの言葉、表現、感じ方、とても面白く読ませていただきました。
私は今、大切な家族や友人、生徒の皆さん、お仕事の上で関係していただける貴重な方々に深く感謝しております。
ありがとうございます。
また、レッスンしたいのにどうにもできない方々が多くいらっしゃることも考えております。
早く良き方向へと転じることを祈るばかりです。
皆様どうかご無事にお過ごしください。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
投稿 ニャジラ(Junko)✨
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