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2020年2月15日 (土)

ひさびさのバレエ舞台鑑賞

こんにちはマノンです🎵

先週末、久しぶりにバレエ公演を観にBunkamuraオーチャードホールへ行ってまいりました。

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アリーナ・コジョカル<ドリーム・プロジェクト2020>公演では、世界的なバレリーナとして円熟期のアリーナを中心に、ベテランから若手の実力派ダンサーが集結し、「やっぱりバレエって楽しい☆」と素直に感じた見ごたえあるガラ公演でした✨

私の一番の目的は、男性ダンサー出演者のセルゲイ・ポルーニンとキム・キミン。

これまでも話題となっており気になっていたので、この2人がそろった公演は、いいチャンスと思いチケットをとりました。

アリーナは、ロイヤルバレエ団のプリンシパルになる前からロンドンのオペラハウスで観ていたダンサーでしたし、その頃の初々しい少女のような印象は今でもはっきり覚えています。

長年世界の第一線で活躍してきて、結婚・出産を経た今は、少女から大人のしっとりした美しさと儚げながらも芯のある役柄を的確に表現できる貴重なダンサーの一人であり、今回、セルゲイ・ポルーニンとアシュトンの”マルグリットとアルマン”を踊るということで期待は高まるばかり・・・💓
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しかしながら、今回リハーサル中のアリーナの怪我と決まっていた出演者の一人のキャンセルというハプニングがあり、急遽上演演目の変更がありました。

私のお目当てのセルゲイとキム・キミンは来日、”マルグリットとアルマン”は予定通りアリーナが踊るということでホッとしましたが、キャンセルした出演者の代わりに、ハンブルクバレエ団で活躍する日本人バレリーナの菅井円加さんが来日ということで、思いがけず、気になっていた女性ダンサーも生で見る機会委ができ、私としては嬉しかったです💡

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しかも、キム・キミンと踊った”海賊”のパ・ド・ドゥでは、ブレることのないテクニックと爽やかで凛とした美しさで魅了してくれました。

また、シュツットガルトバレエ団から急遽出演のエリサ・バデネスと永遠の貴公子フリーデマン・フォーゲルのコンビも息がぴたったりで、世界バレエフェスティバルでも披露したコンテンポラリー作品は圧巻でした!

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エディット・ピアフ好きの私の心を掴んだのは、ナンシー・オスバルデストンが振付・踊った世界初演という”エディット”✨ 伝説のフランス人シャンソン歌手のピアフの唄声で踊る姿は、ピアフそのもの・・・のような貫禄あるダンスでした💕

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多彩な才能を目の当たりにし、興奮冷めやらぬ休憩を挟んだ二幕目は、いよいよ”マルグリットとアルマン”。

ジョン・ノイマイヤーの全幕バレエ”椿姫”と違った一幕物で一気に物語を語っていくスピード感の中にも、重要な心情の変化を表現するシーンが盛りだくさんの作品です。

的確且つ雄弁に物語る振付はアシュトンならでは・・・

優雅さと繊細な表現力で魅了するアリーナと激情と哀愁を漂わせたセルゲイがマッチしているような・・・はたまたミスマッチのような・・・絶妙な雰囲気の”マルグリットとアルマン”でしたが、やはり『椿姫』という作品がもたらす悲恋に、気が付いたら涙が流れていました。。。

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台詞が聞こえてくるかのようなダンサーの表情と身体の表現力が、台詞で語る以上に、痛いほど心情が伝わってくるのはバレエの醍醐味❗

観ているこちらも、じーっと椅子に座っているにもかかわらず、なぜか終演後にグッタリ疲れていることが多いのは、全身で物語るダンサーからのエネルギーをこちら側も全身で受け取っているからなのではないでしょうか。。。

ひさしぶりに観たバレエの生の舞台は、やはり楽しい☆と実感😃

怪我を押して踊ったアリーナをはじめ、急遽出演のダンサー達にも感謝感謝です❤

投稿者:マノン

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