ホワイト・クロウ 伝説のダンサー
こんにちはマノンです☀
このブログで先月ニャジャラさんがお知らせしていた映画『ホワイト・クロウ』を観ました!
観終わった直後は、ぐったり疲れました・・・笑
これから観る方のために、詳しいことは明かせませんが、当時の状況が、まるでその場に自分も居合わせているかのような、かなりの緊張感を味わえます。
さすが、イギリスの名優レイフ・ファインズが監督した映画で、ドキュメンタリーに近い、けれどバレエ史に欠かすことが出来ない伝説のダンサーであるルドルフ・ヌレエフの幼少期から、世界に羽ばたくまでの軌跡をたどったドラマティックなストーリーに衝撃を覚えました💡
もちろん、バレエファンであれば、一度は聞いたことがあるルドルフ・ヌレエフ・・・
彼の生い立ちや亡命の詳しいことまでは、私はぜんぜん知りませんでした。
残念ながら、ヌレエフの舞台を観る機会はなく、私は写真でしか見たことがありません。
ヌレエフの映像もほとんど知りませんが、彼が振り付けた作品の数々は、今もなおパリ・オペラ座バレエ団で繰り返し上演され、たびたび舞台をみることができるので、その素晴らしい才能と偉業は周知の通り・・・
さらに、この映画を通して、旧ソ連の情勢や、時代の変化も垣間見ることができます。その時代を生き抜いたヌレエフの存在の大きさは計り知れないものです。
そのヌレエフ役を演じ・踊ったのは、オレグ・イヴェンコというカザン・タタール国立オペラ劇場バレエ団 プリンシパル。決して恵まれていたとは言えないヌレエフと上半身の体つきがとても似ていると感じました。リアリティある演技も見事だったと思います✨
他に、ヌレエフの亡命を手引きしたパリ社交界の花形クララ・サン役にはフランスの若手女優アデル・エグザルホプロスが、ヌレエフと親しかったダンサー・振付家であり多くのロマンティック・バレエの復元に貢献したピエール・ラコット役にはラファエル・ペルソナがそれぞれキャスティングされていました。
バレエファンには嬉しい、現代のバレエ界の異端児としてその名を轟かせているセルゲイ・ポルーニンが、パリ公演の際にヌレエフと同室になったユーリ・ソロヴィヨフ役で出演しています!
当初は監督に専念するはずが、映画の商業的価値を考慮し出演もしているレイフ・ファインズは、なんと!ロシア出身のスーパースターダンサー、ソロビヨフ、ヌレエフ、バリシニコフらを育てたバレエ教師のアレクサンドル・プーシキン先生を演じています!
とても 静かで いつも ワイシャツとネクタイを締めて、けっして、大声を あげなかったという人柄を、見事に演じ、流暢なロシア語も・・・🎵
バレエファン、映画ファンの方は必見です!
投稿者:マノン
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- バレエ映画~Call me dancer ~(2024.12.14)
- 映画「ダンサー イン Paris」(2023.09.26)
- ☆魔法にかけられて。*。ディズニー映画。☆*・(2023.01.31)
- 「すずめの戸締まり」を観ました。(2022.12.27)
- Emily In Paris☆☆シーズン2(2021.11.20)