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2016年8月 8日 (月)

ゴーヤ✤

Mioです(^_-)-☆

いかがお過ごしでしょうか~🌠

今日は夏!!といえば、

ゴーヤ!!!ということで、栄養のあるゴーヤについてシェアしていこうと思います^^

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○ゴーヤとは

ゴーヤーはウリ科ツルレイシ属の植物で、正式名称は「蔓茘枝(ツルレイシ)」と言います。

食材として利用する場合は苦瓜(ニガウリ)かゴーヤーと呼ぶのが一般的でしょう。

英語でもBitter melon=苦い瓜と呼ばれており、主にカレーやエスニック料理の食材として販売されているようです。

ゴーヤーといえば沖縄の代表的な食べ物で、沖縄では昔から「ゴーヤーの苦味は血をきれいにする」と伝えられ、ゴーヤーは薬効のある食べ物として扱われてきました。

栄養学的な研究でも様々なゴーヤの効能が発見されています。一昔前までは沖縄食材という印象が強かったゴーヤーも、現在は本州での栽培が行われているほか、緑のカーテン(グリーン・カーテン)と呼ばれるエコ対策の日除けなどにも利用されています。

苦瓜(ゴーヤー)の歴史

ゴーヤーはインド辺りのアジア熱帯地域が原産と考えられており、14世紀頃に中国に伝播したと考えられています。

中国では実は苦瓜、花は苦瓜花、根は苦瓜根、種子は苦瓜子と余すところなく生薬としても利用され、腫瘍、喘息、皮膚感染、糖尿病、高血圧などに有効と考えられていました。

日本には中国を経由して16世紀頃に伝来したと考えられています。沖縄(琉球王国)への伝来時期は不明なものの、1713年の「琉球国由来記」に苦瓜の記載があることから、その頃には既に伝わっていたと考えられています。

当時伝来したゴーヤーは野菜というよりも生薬としての利用がメインであったとする説が有力です。

18世紀ころからは野菜として食されていることが分かっており、中国との関わりがあり医食同源(食事は健康を維持する薬)という考え方が根付いていた沖縄では暑さバテ・夏バテ予防に役立つ食材として親しまれていきます。

ゴーヤーが全国的に普及したのは1990年代になってから。

出荷が始まった当初はクセの強い味からさほど人気は出ませんでしたが、日本一の長寿県である沖縄県の食べ物が脚光を浴びたり、沖縄ブームの影響などによって、沖縄で伝統的に食されていたゴーヤーの健康パワーが注目されるようになりメジャーな食材の仲間入りを果たしました。

品種改良によってエグみの少なく、栽培しやすい品種が作られたのも普及に大きく影響しているでしょう。

○苦瓜(ゴーヤー)の主な栄養・効果

ゴーヤーは100g17kcalとミツバやレタスなどとほぼ同じカロリーながら、トマトやキュウリの約5倍と言われるビタミンCを筆頭にビタミンB群やβ-カロテン、葉酸、鉄分、カリウムのミネラルと栄養価が豊富です。好き嫌いが分かれる「ゴーヤーの苦味」ですが、この苦味成分もまた体に有用な作用をもたらしてくれることがわかっています。

【生活習慣病予防に】

ゴーヤーの苦味の主成分であるモモルデシンチャランチンなどには活性酸素の生成を抑制する働き=抗酸化作用やコレステロール低下作用があります。そのほかにβ-カロテンやビタミンCなどの高酸化作用があるビタミン類、毛細血管を丈夫にして血液循環を良くする働きがあるフラボノイド類のククルビタシンなどを含むため、相乗して血液をサラサラにし、血液循環を整えて動脈硬化や血栓予防などに効果が期待されています。

モモルデシチンとチャランチンは血糖値を下げる効果が報告されているほか、ゴーヤは植物性インスリンが含まれていることが発見されており、薬品のインスリンよりも低血糖を起こすリスクを抑えて血糖値を安定させられるという報告もなされています。海外でも臨床実験が行われ糖尿病に有効であることが示唆されており、注目が高まっていると言えるでしょう。またゴーヤーは血糖値の上昇を抑える食物繊維も豊富に含んでいます。

【夏バテ・疲労回復に】

ゴーヤーに含まれるモモルデシンは胃腸の粘膜を保護したり食欲を増進する効果があり、食欲不振や体力低下による食あたり予防に役立ちます。加えて疲労回復に役立つビタミンCなども含まれているため夏バテに効くと言われています。

モモルデシンには自律神経のバランスを整える働きがあるとも考えられており、だるさ・頭痛・めまい・吐き気などの自律神経失調症症状の緩和にも効果が期待出来ます。夏バテはもちろんのこと疲労・慢性疲労感などがある方、だるさが抜けないと感じている方にも適しているでしょう。

【むくみ・便秘の解消に】

ゴーヤーにはむくみの改善に効果があるカリウムが100gあたり260mgと、キュウリやスイカなどよりも豊富に含まれています。ナトリウム(塩分)過多によるむくみの解消や、高血圧予防にも役立ってくれるでしょう。

ゴーヤーは食物繊維は2.6gと比較的豊富に含んでいます。腸内の老廃物の排泄促進・便秘の解消などに効果が期待できますし、血糖値を抑える作用などと合わせてダイエットのサポート役としても役立ちます。ゴーヤの種に含まれている共益リノール酸という脂肪酸には脂肪の分解を活性化してくれる作用があることも報告され、ダイエット効果が期待されています。

【美肌・アンチエイジングに】

ゴーヤーはビタミンC含有量が100g中76mgと豊富で、さらに加熱しても壊れにくい性質があるため効率よく摂取することができます。その他にも、お肌を保護するビタミンB群、β-カロテンや、葉酸、鉄といった美肌作りに欠かせない栄養素が低カロリー食材とは思えないほど豊富です。

抗酸化作用を持つビタミン類やモモルデシチン・チャランチンなどの特有成分の相乗効果で肌へのアンチエイジング効果も期待できますし、血行不良や栄養バランスの偏り、便秘などによる肌荒れ・肌くすみ解消にも役立ってくれるでしょう。

○ゴーヤの冷凍保存法

      
  • 1

              

    ゴーヤを縦半分に切って種を取り出します。半月切りに薄く1~2mm厚みにスライスします。

  • 2

              

    ジップ付袋に入れて、なるだけ空気を抜いて口を閉じます。トレーの上に平に広げ、冷凍庫に入れて凍らせます。

  • 3

              

    薄くスライスして冷凍しておけば、ちょっと押すだけでバラバラにほぐれます。ほしい分だけ出してそのまま調理できるので時短になります。

  • 4

    出してそのまま使ってください。豚肉などと炒めてゴーヤちゃんプルに、味噌汁に入れて、果物や牛乳とミキサーに掛けて忙しい朝でもヘルシーミックスジュースに…。色々使えます。

                 

おいしくなるコツ

ゴーヤに多く含まれるビタミンCは栄養価の低下が速いそうです。冷凍保存しておけば、栄養価の低下抑制になると共に、調理の時短にもなります。

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この夏もゴーヤをたくさん食べて、

健康を意識した毎日を過ごしていきたいと思います(^_-)-☆

それでは、またアンシャンテで元気にお会いいたしましょう!

Mio

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