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2013年10月20日 (日)

ライブ イン シネマ “DON QUIXOTE” 

皆さま こんにちは MIDORIです

今日は、朝から激しい雨が降っており、体感温度かなり低いです

アンシャンテ原宿スタジオ内は、どのクラスも窓ガラスがくもるほど・・・ストレッチやバレエの基本のレッスンに皆様励まれていらっしゃいます

さて・・・先週、ロイヤルバレエ団の新作“ドン・キホーテ”のライブ中継を都内の映画館で鑑賞してまいりました

新作“ドン・キホーテ”というのは、これまでロイヤルバレエ団にはオリジナル版がなかったため、今回ゲスト・プリンシパルであるカルロス・アコスタが演出・振付をした作品の上演でした

詳しくは、こちらの映像と解説をどうぞ

http://www.youtube.com/watch?v=F52rC2skqSA

『セルバンテスの名作「ドン・キホーテ」を題材にしたバレエには人間の感情、ドラマ、魅力的なキャラクターなど古典バレエに不可欠なすべての要素が織り込まれている。バジリオの名手でロイヤル・バレエのゲスト・プリンシパル、カルロス・アコスタが新たに振付けた全幕「ドン・キホーテ」は、現代的で斬新なセットに明るく弾むようなスペイン風音楽が全編に散りばめられ、視聴覚双方から情熱的で陽気な舞台を堪能させる。
バジルの結婚式での「グラン・パ・ド・ドゥ」、ドン・キホーテが夢の中で美しいドルシネア姫に会う幻想的でロマンティックな「夢の場」、そして居酒屋での大騒ぎまで絶えず繰り広げられる楽しい踊り、フィナーレまで息をつかせない第一級のエンターテインメント・バレエである。』

映画館で大きなスクリーンで観るのは、生の舞台を鑑賞するのと比べると難点も多々ありますが・・・ロンドンのロイヤルオペラハウスからの舞台中継を3500円で鑑賞できるのは、かなりお得感があります

また、ダンサーの表情などがアップで映し出されますので、細かい演技などが堪能できるのも嬉しいですね

画像が悪いですが、こんな雰囲気・・・

Photo

主演は、マリアネラ・ヌネスとカルロス・アコスタでした。

マリアネラは、以前ジゼル(全幕)を見たことがありましたが、今回のキトリは彼女のはまり役といっても過言ではない位ピッタリで、すべてが素晴らしかったです

アルゼンチン出身ということもあり、ラテン気質のキュートなキトリを安定感抜群のテクニックで自由自在に演じ、私達を魅了してくれました

アンシャンテの特別講習会で講師をしていただいたスペイン人のラウラ・モレーラさんも、メルセデス役で一際輝きを放っていらっしゃいましたよ

そして特筆すべきは、演出・振付をしたカルロス・アコスタ・・・彼もキューバ出身のラテン系ですが、激しいだけではなく、時折見せる優しい表情や緩急自在のテクニックが圧巻のバジルでした

これまでの古典色強い印象の“ドン・キホーテ”とは一味違った新しい演出・振付はもちろん、舞台装置や衣装なども凝っていて、3幕とも見ていて飽きることなく楽しめました

次回の来日公演で、この新作ロイヤル版“ドン・キホーテ”を生の舞台で観られることを願っています

投稿者:MIDORI

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