さて。いよいよです。
横田愛です。
何がって。パフォーマンスがです。今週末なんですってヽ(*≧ε≦*)φ
私は今回、全5作品踊らせて頂くのですが、自分が踊っているビデオを観ながら
ただいま自然と事細かなダメだしを自分自身に出していたり、しばらく忘れていた自分の踊りクセが気になったりしております。
が。これは実はものすごく久しぶりな事なのであります。
自分の踊りクセが出てしまうという事は、自分が余裕をもって踊れる範囲を超えているという事。常にその先を目指した踊りをしているという事なんですね。必死で(笑)
でも、これは自分が振りつけた作品ではなかなか出来ない。
だって、自分の振付けは自分自身から生まれている物な訳ですから、予想範囲内の動きなんですよね。
それが、空間を早さを重さを流れを相手に、感じながら挑戦しながら、しかも一人ではない、皆と1つの物を創ろうと一瞬一瞬に集中して踊るものですから、
それはもう自分の余裕許容範囲外なんですよ。
でもでもでも。私はこれが好きでダンサーをやめられないのであり、
それでもってこれがダンサーとしての自分を高めていると思うんですね。
やっぱり。ダンサーは作品を踊らないと成長しません。これはもう絶対です。
一生懸命、全身全霊で作品/動き/演出と向かい合い、それに対して自分が分解され、構築され、昇華したと思ったらまた分解され・・・。
それでもって、頑張った分だけ特上のご褒美が舞台の上で待っているんですよね。
袖幕から見る舞台の景色。明るく照らされた舞台から、暗い観客席へと自分を拡げていく時のあの不思議な感覚。照明が入る前の独特な音。舞台上から見上げる高く吊られた照明。幕が上がる前の独特な静寂。自分が立っているのか踊っているのか分からない、でも確かに全てを感じながら踊っているあのゾーン。
これを感じたいが為に、みんな踊っているんではないのかな。
もうすぐ幕が開きます。
久々に袖幕のある、高い位置に照明が吊らされている、観客席の見えない舞台です。
どうしても気持ち良すぎたり、キツくなってくると腕が高くあがりすぎる。
手首が何故か少し折れるように曲がる。
人から見たら、気づかないような踊りクセです。
でも、それがもう一度気になってしまえる所まで戻って来れた、
今の自分の環境に感謝です。
ある意味、ダンサーとしてもう一度出発する舞台になりそうです。
たくさんの人に観に来て頂けますように・・・。
きっと、クラスで道ばたで、踊りたくて仕方がなくなってしまいますよ!
チケットご希望な方はクラスなどで声をかけて下さいね!!
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Studio Dansage presents
Vody-act ヲドラズニハイラレナイ
オトナノダンススタジオガオトドケスルオトナノダンスヲゴタンノウアレ・・・・・
振付・演出:杏奈
振付:勝部ちこ/黒田百合/長谷川達也/花岡良枝/松村朋子
■日程:2009年4月25日(土)17時半開場・18時開演
4月26日(日)14時半開場・15時開演
■会場:かめありリリオホール(東京メトロ千代田線亀有駅南口下車徒歩1分)
■所在地:〒125-0061 東京都葛飾区亀有三丁目26番1号
TEL: 03-5680-2222 FAX: 03-5680-1070
http://www.k-mil.gr.jp/access/lirio_access.html
■チケット料金:¥3,000(前売当日共・全席自由)
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