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2008年3月15日 (土)

身体の声を聞いてみよう☆

昨夜は久し振りにカミナリが鳴っていましたね

最近は私のおなかのカミナリもなりっぱなし(←ご想像にお任せします)になったりと、やたらと敏感体質ですが身体はとっても健康なバレエ&ヨガ講師、安藤万里子です。

「季節の変わり目にはカミナリが鳴る」といいますが、このカミナリは界雷といって、寒気のかたまりの上に暖気のかたまりが乗っかって、カミナリ雲が出来るために起こるものだそうです。

暖かい空気が冷たい空気と戦いながら春を運んできてくれるのですね。素敵です

こうして私たちの周りに当たり前のように存在している自然ですが、空気の流れによって起こる季節の移り変わり、自然の変化というものは本当に不思議ですね。



人間以外の生き物は、意思ではなく感覚や感情を持ち、自然の法則にしたがって、他のものと見事に調和しながら生きています。

しかしながら、悲しいことに私たち人間は自然と協調することを忘れ、己の願望や思い込みや自我に囚われて気づかないうちに地球や自然や生態系を壊し続け、さらには自分の知識や能力を過信しすぎて自分以外の人間と調和して生きることさえも出来なくなっています。

ひとりでは生きていけない、ということをみんな知っているはずなのに、です。

前回もお話したように、自分の周りに存在してくれている人や自然と調和することができなければ、自分のカラダとも調和して生きていくことはできません。

まるで独裁者のように自分の考えや価値観を一方的に自分の身体や他の存在に押し付けていたら、結果として自らが破滅していくことになります。

私たちは改めて、自然に守られ、生かされているという事実をちゃんと受け止めて、「何が自然で、何が不自然か」という感性を取り戻していかなければならないと思います



…と、普通のコラムでしたらここで終わりですが、ここから更にマニアックに掘り下げていくのがアンドウマリコ流です

さて、今回は「カラダの声を聞いて、カラダと仲良くなる」方法をお話しましょう



ではでは、いきなりですが皆さんに質問です。

①お腹がいっぱいなのにあなたのお皿にあと少しだけ料理が残っているとします。

②身体の調子が悪いけれど、今日中になんとしても終わらせたい仕事があるとします。

③腰が痛いとき、何かを持ち上げようとして力を入れた瞬間に「あ、これはヤバイかも」と感じたとします。

④ダイエット中なのにお菓子が食べたくなったとします。

こんなシチュエーションの時、貴方ならどうしますか?



あなたが何かをしようとした時、何かを考えた時、思いが頭をよぎることがあります。
それは皆さんの頭で考えたことではなく、
身体が感じたことです。

たとえば、外からの情報を見て聞いて感じて、ふっと思うこと。

何かを見て「キレイだな」「可愛いな」と感じたり、

何かを聞いて「うるさいな」「この曲好きだな」と思ったり、

何かに触れて「冷たいな」「気持ち悪い感触だな」と反応したり。

ふっと心に現れる気持ち、それが貴方の身体の声=貴方の感性なのです。



こうした当たり前の反応のほかに、あなたが健康に生きるために、危険を回避するために、身体が貴方に直感を与えるときがあります。

それが、先ほど皆さんに質問した①~④のシチュエーションです。

1月19日のコラムでもお話しましたが、「寒い!」と思っているのに我慢して薄着でいることは、身体の声を無視しているということですよね。



それと同じように、

お腹がいっぱいであるのに残さず食べたいと頑張ってしまったり、

体調が悪くても仕事を終わらせたいがために無理をしてしまったり、

腰痛の自覚があるのに「まあいっか」と一瞬の痛みを我慢してしまったり、

ダイエット中だから食べちゃダメ!と生理的な欲求にひたすら耐えたりしてしまうことは、貴方にとって何の得にもなりません。

はてさて、皆さんの反応はいかがでしたか?



悲しいことですが、 あなたが何かを感じたとき、すなわち、貴方を1番よく知っている身体があなたの言動に対して的確なアドバイスをくれたときに、無意識に

「いやだ、私はこうしたい」と自分の願望を押し付けたり、

「ダメ」と身体の欲求を抑えつけたり、

「まぁいっか」「どうにかなるさ」と完全にカラダの警告を無視してしまう人がとても多いのです。

もしあなたが身体の立場だったら、一生懸命助言しているにも関わらず拒否されたり、無視され続けたらとても悲しいですよね

身体もあなたと同じように感情があります。

カラダが貴方に「それは危ないよ!」と警告をしたときにこういった否定的な反応をされると、カラダはショックを受け、どんどんストレスが溜まっていきます。

それでも貴方が自分の願望を優先させていると、貴方は身体の声が全く聞こえなくなり、身体はいずれ警告もできなくなるほど弱っていきます。

身体の免疫力や自己治癒力が落ちていけばどうなってしまうかは皆さんも良くご存知のことと思いますが、身体の声を無視することで、確実にそれらの結果を招くことになります。

恐ろしいですね

どんなに身体が優秀であっても、貴方が身体の声を素直に聞いてあげなければ、心身の健康を維持することはできないのです。





それでは、実践編に入りましょう。

まずは先程の質問でのシチュエーションのように、日常生活で自分自身に向けて発している心の声(身体の声ではないですよ)を意識して聞いてみてください。

よーく耳を傾けてみると、めげそうなとき、失敗したとき、うまくいかなかったときに

「なんでこうなっちゃうんだ」「だめだ」「何してるんだろう」「我慢しなきゃ」「まだまだ出来る」「どうしてできないんだ」「アホか」「なんてバカなんだ」といった、ネガティブで冷たく厳しい言葉が多い事に気付くはずです。

それをすべて、「それで良いんだよ」「よくやった」「すごいじゃないか」「頑張ったね、ありがとう」というねぎらいや肯定の言葉に変えてみてください。

そして身体の声が聞こえたときは、願望を抑えて直感に素直に従ってください。

とにかく、貴方の感じたまますべてを認めてあげるのです。



たとえばダイエット中でも、自分の欲求がコントロールできなくて自暴自棄になっているときも、まずは身体の声を受け入れてみてください。

なにかを食べたくなったら、頭ごなしに「ダメ!」と気持ちを押さえつけず、「じゃあ食べよう」と思ってみてください。

不思議ですが、食べようと思った時点で、もしくは少量を食べた時点で、身体の欲求が満たされます。

一瞬でも認めてあげれば、身体は満足するのですね。

私は、これで何度もストレス太りを回避しました

そう、実は、身体の声を聞くことがストレス解消にも繋がるのです

       *********************************

こうして、皆さんは気づかないうちに身体と対話をしています。



あなたが何かを思うとき、それがあなたの心の声(あなたの願望)か、身体の声(あなたの感性)かをちゃんと感じ分け、後者に反応できるようになれば、貴方の直感はどんどん冴えていきます。

どんなに高感度のセンサー(身体)を持っていても、それを受け取る貴方が鈍感であれば何の意味もありません。

まずは、ふっと頭をよぎる思いに耳を傾けてみてください。

(アンドウマリコ)

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