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2008年2月 2日 (土)

カラダの正しい使い方って?

先日、父親に見送られて自転車に乗った3秒後、突然ペダルが前に進まなくなり、そのまま何もないところで自転車の下敷きになったミラクル講師、安藤万里子です。

かなり激しい転び方だったようですが(←後ろから見てた父親談)、ちょっとしたかすり傷程度ですみました。

基礎対策クラスでおなじみの「倒れる」練習の効果が大いにあったようです。

カラダの正しい使い方ができる=カラダへの負担が最小限

であるならば、今私が熱心に教えていることは間違いなく現代人に必要なカラダのスキルだ!と確信を持つことができ、今となってはよい経験です。

「禍を転じて福となす」…いやー、最高の旧正月を迎えられそうです。

皆さんもレッスンを通して「バレエのクラスで使えるカラダ」を鍛えるのではなく、こういったとっさの事態にも対処できるような、本当の意味で『使える』カラダ作りをしていきましょう☆

(内容が気になる方は是非、「基礎対策クラス」を受けてみてくださいね♪)

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さて、先週の続きです。いきなりですが質問攻めです。はりきってどうぞ~。

皆さんはカラダを正しく使えていますか?

→答えをすべて紙に書いてみましょう。質問を続けますよ。

なぜ貴方はそう思われたのですか?(具体的に例を挙げて答えてくださいね★)

→「わかりません」はダメですよ~。思ったままに紙に書いてみましょう。

「カラダの正しい使い方」がわかる「レッスン(クラス)」、「書籍」、「DVD」があるとします(内容は全て同じ)。ひとつだけ選ぶとしたら、貴方はどれを購入しますか?

→レッスンは何度も受けなくてはなりませんね。それもふまえてお答えください。

どうしてそれを選んだのですか?他の二つを選ばなかった理由もお書きください。

→誰も見てませんから正直にどうぞ。

ちなみにこの質問、真剣に答えれば答えるほど自分の傾向がよくわかります。心理テストのつもりでやってみてくださいね♪



ではでは、診断の前に…

先週のコラムの内容をもう一度思い出してください。この文章のなかに、皆さんがカラダを正しく使えているかどうかを自分で判断できる重要なヒントが隠されています↓

『身体の一部分がガチガチに緊張してしまうのは、そのまわりにある骨や筋肉、関節、内臓などのストレスがかかっている場所を身体が無意識に守ってくれているからです。』



…と、いうことは

カラダが正しく使えていれば、カラダの一部に無意識に力が入らないはず

ですよね? 

これをバレエに置き換えると、

踊っているときに身体の一部分(特に肩、胸、肋骨周り、背中、腰、外もも、ふくらはぎ、ひざ、足首、つま先)がとっても緊張する

カラダの使い方が間違っている

という事になります。

力が入るのはその部分の筋肉が足りないから、テクニックが無いから、と思っている方もいらっしゃるでしょう。しかし、それがシンプルな動きであれば「筋力が足りない」という理屈は当てはまりません。

実は理由はカンタンです。全身の筋肉を使って踊っていないのです。



「一部分にやたら力が入っていないか?」「全身を使っているか?」

この2つを皆さんのカラダの使い方が正しいかどうかの判断基準にしてみてください。

そして、もし間違っていることに気づいたら、



カラダを正しく使う=部分的に力が入らないように、全身を使ってその部分を動かしてみる

これが得策です。

簡単なようで、シンプルなようで、とてつもなく難しいことですね。

なぜかというと、このやり方はすべて本人が試行錯誤してみないとわからないことだからです。



本を読んで理論や理屈を理解しても、

DVDでマニュアル化されたエクササイズや動きを実践しても、

習慣にならずに長続きしない、結局自分のカラダのことがさっぱりわからない、というのは至極当然のことです。

それは、頭で理解する&目に見えるものを理解することで満足してしまうからです。

その先のプロセスである「カラダでカラダを理解する」というところまで突っ込んでいけば、

そのカラダのスキルはバレエやダンス、そして日常の動きに、

さらには自然の法則や普遍的な真実にも応用することができるんですよ☆

レッスンを受けるメリットは、講師や他の生徒さんとコミュニケーションをとることで刺激を受けモチベーションを持続できること、周りを見て自分を客観的に判断できること、理解したつもりにならないよう知識と経験のある講師にアドバイスをもらえること、そして何より、通い続けることでカラダの正しい使い方が習慣になることです。



さあ、ここで先程皆さんが紙に書いたことを読み返してみてください。



常に「カラダ」を使っているという意識はありますか?

貴方はカラダをどう扱っていますか?ちゃんとカラダと対話をしていますか?

目先のことに、形式に、外見に囚われていませんか?

自分の書いた文章から、おのずとそれがわかるはずです。



もっともっと、カラダの声を聞いてあげてください。



(アンドウマリコ)

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