あるバレエ発表会の楽屋裏
冷えますね。猫は寒いのが苦手。ニャジラです。
先日ある子供のバレエ発表会のお手伝いに行ってきました。
出演者は30人のこぢんまりした会。当日は朝から、ウォームアップ、メイク、衣裳、舞台稽古、駄目出し・・・、と大変です。
私はメイク手伝いと、会場アナウンスもすることになりました(冷汗)。
メイク室に子供が順番にやってきます。3歳の子供でも、メイクをしてもらう時はきちんと
「お願いします」 「有難うございました」
のご挨拶をします。言い忘れちゃった子にはこちらから、「何ていうのだったかな?」と促します。マナーもしっかり学びます。
みなつるんとした綺麗な素肌ですが、舞台メイクが仕上がると、きりっと映え、日常ではなくなります。
男の子が一人いました。
「踊りはばっちりだよ」とおどけ混じりに豪語し、頼もしい限り。
何度もメイク室に「口紅とれちゃったあ」と、付け直してもらいに現れ、人懐っこくて、ちょっとした人気者でした。
朝、急にお熱を出してしまった少女もいました。
風邪の季節ど真ん中ですし、緊張もあるでしょうから、一人位具合悪い子供が出ても仕方ありません。
風邪の季節ど真ん中ですし、緊張もあるでしょうから、一人位具合悪い子供が出ても仕方ありません。
でも、本番に間に合うようにやってきました。ややふらついていましたが、せっかく練習を重ねてきたのだから気持ちはとっても出たかったのだと思います。
お母さんが付き添いながら、がんばってメイクをしてもらい、衣裳つけて何とかスタンバイ。
そんなこんながあり、あっという間に 本番。
舞台袖に私もスタンバイ。アナウンスなんて、どうしよう・・・
舞台袖に私もスタンバイ。アナウンスなんて、どうしよう・・・
いや、そうだ、中学の時の野球大会でうぐいす嬢をしたことがあるゾ!大丈夫。
と、覚悟をきめました。
何しろ今のお子さんの名前は個性とバラエティに富んでいますから、一人一人、読み方を確認し準備万端にし気を引き締め、臨みました。
何事も経験!楽しく勤めさせて頂きました。
次から次へと照明・音楽・場面が変わり、踊りは滞りなく展開し、
次から次へと照明・音楽・場面が変わり、踊りは滞りなく展開し、
無事終わりました。
終えて思うこと
生徒の皆が主役、生徒達が輝く、気持ちの良い、幸せな気分になれた発表会でした。
先生の、愛情と我を忘れるがごとくのご尽力、ご父兄のお手伝い、関わった全員の協力ではじめて成功するのだと改めて、感じました。そのほんの一員であったことが誇らしくなりました。。
投稿者 ニャジラ
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