冬日和
こんばんは。ニャジラです。
先日の日曜は川崎大使にお参りに行ってきましたが、とても穏やかな冬日和で、梅が咲きそうな位でした。
冬の晴れを表す日本語として、”小春日和” がありますがこれにまつわるお話を書きます。お暇なかた、読んで下さい!
中学の時の担任の先生は国語の女の先生でした。道徳的な教えなど大変説得力のある熱い先生で、当時から非常に尊敬しておりました。
入学式の日、黒板に「愛」と大きく書かれ
「愛」とはいろんな意味がありますが、人を一人立ちさせてあげること という大切な意味があります。
と、おっしゃいました。この「愛」で先生が私たちとこれからの1年を一緒に過ごすのだという、決意の宣告だったと思います。
そんな先生でしたが、
ある春の日の全校集会の日、他の先生が「今日は小春日和で・・・」と壇上でお話を始められました。集会が終わり、教室に戻り私の担任の先生が、
「小春日和」は冬のお天気の良い日のことで、春には使いません、と誤りを教えて下さいました。(ちゃんとその先生にもさっきお伝えしたのだと言われました)
!あ!先生が先生の誤りを指摘している!! という点が中学1年の若い私にはやけに印象に残ってしまったのですが、・・・ともかくお陰で小春日和が冬の季語だとしっかり覚えました。
しかし、先日の暖かい日に、ちょっとした文章を人に送ろうと思い、「今日は小春日和の・・・」と書き出そうとして、
「おや、1月は新春というから、もう冬の季語の小春日和は使わないのかな??」
などど、神経質に考えてしまったわけです。
そこで、俳句をやっている知人に聞き、調べました。
「小春日和」は冬の季語でも11月など冬の始めの頃に使い、今頃は冬日和、とか、冬晴 を使うそうです。少しずつニュアンスが違うようです。
ちなみに、俳句では「冬うらら」や「冬麗(トウレイ)」 など、綺麗に使うこともあります、とのことでした。
ふむふむ、難しいですね。
季節を表す日本語は奥が深く、趣がありますね。ちょっと知っていて文章にさりげなく使えると、素敵だな~と思いました。
(投稿者 ニャジラ)
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