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2007年12月 2日 (日)

ベルギーのクリスマス?「シンテクラース~聖ニコラ祭~」

皆様 こんにちは!TAMTAMです。

★ついに2007年最後の月、12月になりましたね。

日本の暦では「師走」というだけあって、いろんなイベントやお仕事で忙しいシーズンではあると思いますが、皆様いかがお過ごしですか?(^^)

 

★だんだんクリスマスも近づいてきていますね。

このクリスマスの本場であり、そしてバレエの本場でもある場所といえば、ヨーロッパ

そんなわけで、今回はTAMTAMが不思議なご縁あって滞在していた、小さなヨーロッパの一国ベルギーでの12月のユニークなイベントについてご紹介します!

★フランス、ドイツ、イギリス、オランダに囲まれ、人種も文化もヨーロッパの十字路であり、オランダ語、フランス語、ドイツが公用語の小国ベルギー

日本ではチョコレートやビールなど、美食の国として注目されていますね♪φ(c・ω・ )ψ モグモグ♪

12月の初旬、こちらでは各地の町でクリスマスマーケットが開催され、広場にはキリストの誕生エピソードにちなんだ馬小屋の人形が飾られます。

寒い夜には、イルミネーションが輝き、屋台でホットワインを飲みながら陽気に歌う人々がちらほら・・・体も心もホカホカ温まりますネ!(^O^* )=3

★ベルギーでは12月5日(または6日)に「聖ニコラ祭」というお祭りがあります。オランダ語ではSinterklaas(シンテクラース)と呼ばれるこのイベントは、オランダ、ベルギーで行われるユニークな伝統行事です。

この日、オランダ、ベルギーでは「Het slecht weer vandaag(ヘット スレヒト ウェー ファンダーヒ=今日は悪い天気だなぁ~)という名前の白い馬に乗った、シンテクラース(聖ニコラ)という子供の守護聖人が、黒人のお供ズワルトピットとともに海岸に上陸します。

彼らは、一年間よい子にしていた子供達にだけお菓子をくれるのです。

一方、悪い子は麻袋に入れて袋たたきにされ、なんとスペインに強制連行されてしまうという伝説があるそうです。w(^皿^;)きゃ~~!!

「シンテクラース(聖ニコラ)という名前やイベントの内容から、クリスマスのサンタクロースをなんとな~く思い浮かべる方も多いはず。

そう、聖ニコラは、ニューヨークに移住したオランダの清教徒によって伝えられ、オランダ語Sint Klaesがなまって、かの有名な”サンタクロース”になったとのこと!驚きですね~!

☆この「聖ニコラ祭」にちなんだお菓子といえば、ベルギーではのSpeculoos(スペキュロース)が代表的です。 

シナモンやクローブなどのスパイスが効いた素朴な甘さのこのスパイスビスケット、TAMTAMも大のお気に入りなのです

日本でもLotus社のスペキュロースが「カラメルビスケット」として輸入されています。ぜひ一度ご賞味くださいね★

このシンテクラースは一般に子供のための行事とされ、ご両親からたくさんのお菓子をもらうのがベルギーの子供達の習慣だそうです。が、私のベルギーの大学生の友人達はしっかり両親からお菓子をもらっていましたよ~Σ(゚ω゚)

みんなのお菓子を分けてもらい、わいわい一緒に聖ニコラ祭を祝った昨年の冬が懐かしいです。12月に2度もお菓子やプレゼントをたくさんもらえるベルギーの子供達がちょっぴりうらやましいTAMTAMなのでした(^^)。

家庭的な雰囲気で人が優しい小国ならでは!なイベントなのですね

それではベルギー流にちょっとめずらしいオランダ語のご挨拶にて今回はご挨拶・・・

また来週お会いしましょう! 

(*´∇`)ノ Tot volgende week!

(投稿:TAMTAM)

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